ULTRA : ウルトラ Wilson ラケット

錦織圭使用!【ウィルソン:ウルトラ ツアー 95CV V3.0】のインプレ ~Wilson ULTRA TOUR 95CV V3.0

この記事の内容

  • 「特徴(おすすめや筆者総合評価)」が書いてあるよ!
  • 「データ(スペックやテクノロジー)」が書いてあるよ!
  • 「使用している選手」が書いてあるよ!
K

こんにちは、Kです。

鮮やかな青が施されたラケット、見ていて清々しい気分になります…というのは大げさかもしれませんが。でも、青って見ていて落ち着きますよね!!

現在、ウルトラ使用者で一番有名なのはやはり我ら日本のエースである「錦織圭」選手でしょうか?あの天才的なタッチやダウンザラインのショット見ていて気持ちがいいです。

ということで、そんな錦織圭も使用しているウルトラを紹介したいと思います!

流し読み用に目次もありますので活用してください!

【Wison(ウィルソン):ULTRA TOUR(ウルトラ ツアー) 95CV V3.0】の特徴

一言で言うとそこそこなんでもできるラケットという印象です。コントロール性あり、スピンもかけられる。かつ柔らかい打球感とウィルソンの中ではクセがないラケットだと思います。

唯一気になるところは、重く操作性がしにくいということです。錦織選手のために作られたと言っても過言ではないので、恐らく海外選手に打ち負けない位のパワーを出すためだと思います。

しかし、クセがないのでストリングで調整したり、迷ったときにはウルトラという感じでもいいくらい手に取りやすいラケットです。

こんな方におすすめ!

ネットプレーもできるストローカー向け

フェイスサイズが小さいこともあり、ウルトラの中ではハードなラケットに分類されます。

そのため、自分から打っていける人向けです。

しかし、スイートスポットが拡大していることもあり、他のラケットのハードスペックよりは若干扱いやすくなっています。

また、面の安定性のあるためネットプレーにも移行しやすいモデルです。

ラケットにパワーと面の安定性を求めている人

ウルトラ一番の醍醐味でもある「安定性」には注目です。

フレームの形状やストリングパターンも珍しい16×20となっており、面ブレや振動吸収には特化しています。

それだけではなく、打球時にストリングがたわみやすくなっているのでパワーが増しています。

総合評価

ウルトラはパワーと安定性のバランスが取れたラケットです。

フェイスサイズは95平方インチと小さいですが、スイートスポットが拡大しているため、大体98平方インチ程度になります。

ウルトラ100は「ネットプレー」に優位性があるラケットですが、このラケットは若干ストローカー向けだと思います。

また、錦織選手のために作られたと言っても過言ではないため、錦織選手が好きなラケットとなっています。

柔らかい打球感やパワーがかなりあるラケットに仕上がっています。

【Wilson(ウィルソン):ULTRA TOUR(ウルトラ ツアー) 95CV V3.0】

キャッチフレーズ

”~バウンド後も威力が落ちない~98sq.inch相当の95sq.inchモデル”

ボールはバウンドするたびに威力が落ちていきます。それなのにバウンド後も威力が落ちないとはどういうことなのでしょうか?また、95インチなのに98インチのように使えるとはどういうことなのでしょうか?色々矛盾があるのですが…このあと意味が明らかに!

概要


※国内正規品

素材 ハイ・パフォーマンス・カーボン・ファイバー      
バサルト・ファイバー
カロファイト・ブラック
カウンターベール
重さ309g
長さ27.25インチ
バランス325mm
フェイスサイズ95平方インチ
フレーム厚22.0mm
RA値非公開
ストリングパターン      16(縦)×20(横)

素材

ハイ・パフォーマンス・カーボン・ファイバー

2010年からウィルソンが使用している高剛性素材である「バサルト・ファイバー」より高い剛性を持ち、打球時のラケットの変形を抑える効果がある新素材です。

この素材をラケットの内側に搭載することで、打球時に生まれる内側のねじれを防ぎ、ボールの反発力を上げることで球速が上がります。

バサルト・ファイバー

玄武岩(バサルト)を原料とする新素材の繊維のことです。鉄と比較すると重さは3分の1で強度は3倍というとても高性能な繊維です。また、自然界に存在している石なので劣化の問題もありません。

カロファイト・ブラック

カーボン(炭素繊維)とシリコン・オキサイドに加え、カーボン・ブラック。ナノ・ファイバーを配合させた新素材...いや、分かりにくい。(笑)私たちは今から書いてあることだけ分かれば納得すると思います。

この新素材により、面の安定性が高まり、インパクト時の面ブレやネジレによるパワーロスを軽減できます。

カウンター・ベール

マテリアル・サイエンス社によって開発された、NASA後任の技術素材です。独自のカーボン繊維構造と粘弾性(粘性と弾性を持つゴムのようなもの)を持っていて、フレームの剛性と強度を向上させています。

結果、通常のカーボンよりも約30%の衝撃吸収性を持っていて、さらにプレイヤーの二頭筋・上腕二頭筋・手関節屈群のすべての筋肉の働きを約14.5%軽減しています。軽減されたデータは下の画像になります。青がノーマルなラケットで赤がカウンターベール搭載ラケットです。

出典 :Wilson公式サイト

重さ

309gとなっており、標準(黄金スペックと呼ばれるもの)が300gなので、少し重めにできています。ウルトラ自体がパワー系のラケットになるため、少し重めに設定しているのでしょう。

しかし、かなり重いわけではないので一般の方も十分に振れる重さになっているので、そこまでシビアに考えなくていいです。

スペックのみで判断する場合

300gが平均として...

  • 軽いほど・・・筋力は使わないが、ボールは軽くなる
  • 重いほど・・・筋力は使うが、ボールは重くなる

※ちなみに280g以下が軽量ラケット、315g以上が重量ラケットと言われています。

長さ

27.25インチで約692mmです。標準的な長さは27.0インチ(685mm)なので、若干長めにできていて、長いほど遠心力で振れるため威力あるボールが打てます。

スペックのみで判断する場合

27.0インチが平均として...

  • 短いほど・・・近くのボールが取りやすい
  • 長いほど・・・遠くのボールが取りやすい

バランス

バランスは325mmとなっておりほぼ中心です。厳密にいうと若干トップライトです。

パワー系のラケットだとトップヘビーの方がいいんじゃないかと思いますが、重さ309gで長さも27.25インチと標準より重いラケットをトップヘビーにしてしまうと、操作性がかなり悪くなってしまいます。そのため、バランスはトップライトにしたのではないかと勝手に思っております。

スペックのみで判断する場合

300gが平均として...

  • トップライトなほど・・・操作性が良いが、自分の力でボールを飛ばさなくてはならない
  • トップヘビーなほど・・・操作性は悪いが、遠心力でボールを飛ばしてくれる

フェイスサイズ

標準が100平方インチなので少し小さめです。しかし、後ほど紹介しますが、クラッシュゾーンという技術を搭載しているので実質98平方インチ相当になります。

長さも少し長いですし、これ以上100平方インチにしてしまうと振りにくさや飛びがかなり出てしまうと思うのでちょうどいいサイズかと思います。

スペックのみで判断する場合

100平方インチを平均として...

  • 小さいほど・・・飛びを抑えられるが、パワーを出すには自分の力が必要
  • 大きいほど・・・飛びすぎる可能性があるが、楽にパワー出せる

フレーム厚

フレーム厚は22mmと「薄ラケ」に該当します。薄いフレームのラケットはよく"しなる"ためボールを乗せて打つ感覚であるホールド感が強くなります。また、ラケットになっている時間が長くなるためスピンがかけやすくなります。

スペックのみで判断する場合

23mmが平均として...

  • 薄いほど・・・飛びが抑えられパワーが控えめ
  • 厚いほど・・・よく飛びパワーもある

RA値

非公開となっていますが、フレーム自体は硬いラケットだと思います。打った感じは柔らかいです。

スペックのみで判断する場合

70が平均として…

  • 低いほど・・・ボールを乗せて打つ。パワーD、安定性D、コントロールU、スピンU
  • 高いほど・・・弾いて打つ。パワーU、安定性U、コントロールD、スピンD

※「U」はアップ、「D」はダウン

しかし、現在のラケットは技術が進化しており、薄いのに弾く感覚のラケットがあったり、厚いのにしなるラケットもあります。そんなときは以下を参考にしてください。

メモ

  • フレームは薄くRA値が低い

ボールを乗せて打つ。パワーD、安定性D、コントロールU、スピンU

  • フレームは薄くRA値が高い

弾いて打つ。パワーU、安定性U、コントロールD、スピンD

  • フレームは厚くRA値が低い

ボールを乗せて打つ。パワーD、安定性D、コントロールU、スピンU

  • フレームは厚くRA値が高い

弾いて打つ。パワーU、安定性U、コントロールD、スピンD

※こちらに関しては私が色々試打してみた結果となっています。

ストリングパターン

縦が16で横が20と珍しいストリングパターンです。完全にウルトラ使用ですね。

縦糸はスピンに影響するので、粗くなるほどスピンがかかりやすくなります。横は衝撃吸収に優れるため、まさに先ほど素材のカウンターベールで紹介した衝撃吸収性の部分と同じですね。

スペックのみで判断する場合

16×19が平均として...

  • 細かいほど・・・飛びが抑えられ、コントロール性能が良くなるがスピンがかかりづらい
  • 粗いほど・・・飛びがよくなり、スピンがかけやすいがコントロール性能が悪くなる

※16×19は粗い方と考えていいです。

テクノロジー

CRUSH ZONE(クラッシュゾーン)

フレームの6時部分のグロメットにクラッシュゾーンというものが搭載されています。

打球時に潰れることで1000分の3~5秒の打球時間を延ばすことができ、さらにたわみも増大させることができるようになっています。

その結果、スイートスポットが拡大し、実質フェイスサイズが2.7%大きくなり、95平方インチが98平方インチ相当になります。

これがキャッチフレーズになっている"~バウンド後も威力が落ちない~98sq.inch相当の95sq.inchモデル"の正体となります。

HALF FAST SPEED TECHNOLOGY(ハーフ ファスト スピード テクノロジー)

右の画像のように、フレームの内側を多角形にすることで、打球時に起こる面の変形を抑制させています。

よって、近い距離で受け止めるネットプレーでも面のブレを抑えて、高いコントロール性能を維持しています。

PARALLEL DRILLING(パラレル ドリリング) DOUBLE HOLES(ダブル ホールズ)

ストリングホールをストリングと平行に設計するパラレル・ドリル・テクノロジーと、ストリングの可動域を26度まで広げる直径4.2mm(通常は3.5mm)のグロメットホールが搭載されています。

結果、ストリングのたわみを大きくして柔らかい打球感とパワーを増大させています。

Peripheral Weight System(ペリフェラル ウェイト システム)

フレームの3時と9時部分に質量を持たせることで、打球時の面ブレをなくし、コントロール性能を向上させています。

使用選手

錦織圭が使用しています。と言いますか錦織圭のために作られたラケットと言ってもいいと思います。さらに言いますと錦織圭の意見を聞いて作っています。(笑)

錦織圭はスピンをかけて戦う選手で柔らかい打球感が好きなようです。しかし、スペックは以前使っていたものと同じという要望をすべて入れたラケットになります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?錦織圭が使用しているというだけあって日本での使用率も高くなっていると思います。(※私の主観です。)しかし、錦織圭が使用しているからというだけではもったいないスペックになっています。

重さ・長さ・バランスなど少し扱いにくい部分もありますが、目的がしっかり設定されているため、はまる方にはかなり良いラケットになると思います。皆さんも是非使ってみてください!

最後まで、見て頂きありがとうございました!

k

こんにちは。kといいます。 普段は会社員。暇さえあればテニスのことを考えております。 ソフトテニス歴10年。硬式テニス歴3年。 千葉県出身。現在は妻息子と一緒に3人で暮らしています。 1つのテニスコミュニティとなれば嬉しいです。 よろしくお願いいします。

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